その、リツイートというのが女性の足や体の一部が映っており「これを飲んだら痩せたよ!」というような内容と共に怪しげなリンクが・・・
案の定、そのリンクをクリックすると怪しげな痩身ピルの通販ページにジャンプしました。
もちろん、ピルの効果の真偽は別として友人が故意にリツイートした可能性もあるので確認したところ「知らない」との事でした。本人はリツイートもしてないしフォローもしてないとの事でした。
では、一体なぜこんな事が起きるのか・・・
それはTwitterのシステムのアプリ連携やサービス連携 というシステムが原因と考えられます。
これは、スマートフォンのゲームなどに多いのですがユーザーに変わってアプリがゲームのスコア等をTwitterに投稿するという機能です。
本来は仲間とスコアを共有する事等によってゲームを盛り上げたりする用途として用いられるはずでもちろん連携するにはTwitterのパスワードとIDを入力しそのアプリがどういった動作をTwitter上でするのかという確認画面が表示されます。
*詳細はコチラに記載されておりますので興味があったら確認してみてください。
しかし、ただなんとなくTwitterを使ってる人や仕組みを理解していない人、セキュリティに疎い人には複雑でありなんとなく許可をしてしまう人が大勢いるのでしょう。
これが、普通のアプリであればいいのですが中には商業目的等、悪意を持ったものも多いようで一度連携をしてしまえばTwitterユーザー本人の知らないうちに商品を宣伝されたりしてしまうわけです。そして、友人の中に被害を被る人が出てくる可能性があります。
また、商品の宣伝だけではなく人が興味を持つようなタイトルをつけたTweetをリツイートさせリンクをクリックするだけで自分のTwitterの連携画面を表示させて認証をさせるような動作をするものもあるようです。
もちろんこれで認証してしまえば自由に自分のTwitterにおいてツイートやリツイートをされてしまいます。
近年はSNSが急速に広がっており、SNSをターゲットにしたこうした犯罪まがいの行為が増えているようです。
被害にあったり自分の友達を被害にあわせない為にも今一度自分のSNSの設定を確認し、不用意にアプリの連携等を行わないようにしましょう。